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■アスベスト除去処理

アスベスト除去処理には(1)除去工法(2)封じ込め工法(3)囲い込み工法の3つの工法があります。処理はアスベストの存在する場所、期間、予算などを勘案して最も適切な工法を選択する必要があります。

アスベスト除去

アスベスト除去工法は、既存の吹付けアスベスト等の層を 下地から取り除く工法。リムーバブル工法とも呼ばれています。

[長所]
  • 維持保全が不要。
  • 処理後、解体時等にアスベストを考慮しなくて済む。
  • 処理後の使用者・利用者等の接触に対して配慮しなくて良い。

アスベスト封じ込め

既存の吹付けアスベスト等の層はそのまま残し、吹付けアスベスト等の層への薬剤の含浸または造膜材の散布等を施すことにより、吹付けアスベスト等の層の表層部または全層を完全に被覆または固着・固定化して、粉塵が使用空間に飛散しないようにする工法です。

[長所]
  • 一般に安全衛生管理は容易。
  • 一般に廃棄物が発生しない。(養生材等は処理が必要)
  • 一般に除去工法に比べて、工事費が安価で、工事期間も短い。

アスベスト囲い込み

既存の吹付けアスベスト等の層はそのまま残し、吹付けアスベスト層が使用空間 に露出しないよう板状材料等で完全に覆うことによって、使用空間への粉塵の飛散防止、損傷防止等を図る工法です。

[長所]
  • 工事内容によるが、一般に安全衛生管理は容易。
  • 一般に廃棄物が発生しない。(養生材等は処理が必要)

アスベスト除去の風景